「体感を言葉で具現化すること」で潜在能力は高まる【久瑠あさ美メンタルトレーニング】第9回#2講評
久瑠あさ美の「コロナ禍以後をいかに生きるか」Vol.9
甲斐荘:その「種」を感じたんですけど、これを‥ちゃんと水を遣るにはどうすればいいでしょうか?
久瑠:具体的にすればいいんです。「未来」のワーク100個の中で、これまでの日常次元では出てこないような、自分の心を熱くするものは何個くらいありました?
甲斐荘:10個はあるでしょうね。
久瑠:それではまず10個にしてみましょう。その10個から、また文章を書いてください。自分が実現してみたい「役に立つこと」を、その高まったマインドポジションからもう一度改めてイマジネーションの世界を膨らませ、書き出してください。
「マインドポジションが高い10個」を選んだ時点で、「地球的視点」つまり、高次の視点に立った自分、ワールドクラスの自分という感覚に気がつくはずです。そこからもう一回、自分なりに文章を書いてみてください。
甲斐荘:どういう形で書いたらいいでしょうか?
久瑠:上手く書こうとしなくていいんです。「あたかもそれが現実になっている」くらいの方向に持っていきたいので、「現在進行形」で書いてほしいんです。
これから行うワークでは「感情の記憶」「未来の記憶」というものを創りたいのですが、自らの体感・内側のリアリティが弱いと感情が動かないんです。
「ing形で書く」ことで、いまこの瞬間、それに対して快の感情が動くんです。だから、誇りを持って挑んでいるとか、具体的に何が出来ているか、どう役に立てているかということを書いてほしいです。
1年先が創りやすければ1年先でもいいし、まずは1年先でやってみて、その中で10年先について書きたくなったら10年先に変えてもいい。自分でタイムアウトしてもらっていいです。
1年先も未来だし、1ヶ月先も未来です。生まれ変わったらとか、自分がいなくなった時からはじめてもいい。要は100年先の視点からやってもらってもいいわけですね。
《まとめ③》
◉未来の結果から「地球視点」で熱くなるものを10個選ぶ。選んだ10個を元に具体的な文章にしよう。
■トレーニング #2 出題まとめ
これでワークが三つ出ました。
1.「過去、役に立ててきた100個」をそれぞれ自分の「快の感情」「不快の感情」「何も動かない」に分けていきましょう。
2.「現在、役に立てている100個」も、「have to」「must」「want」に分けていきましょう。
3.「未来、役に立てたい100個」の中から、地球的な観点で見て心が熱くなってくるものを、その中から今回は10個選びましょう。それを見ながら、具体的にそれらの文章と自分がどう役立ってるかを現在進行形で書きましょう。
それでは次回、今回出題したワークを終えてまた戻ってこられることをどうぞ楽しみにしています。
(【久瑠あさ美メンタルトレーニング】第10回へ、つづく。)